ジグソーパズルが完成した瞬間って、とても達成感がありますよね。
でもそのあと悩むのが「これ、どうやってきれいに残そう?」という問題。
専用のパズルのりを使う方法が一般的ですが、「できればのりは使いたくない…」という方も少なくありません。
この記事では、専用のりを使わずに、身近なアイテムでパズルを美しく固定する方法をわかりやすくご紹介します。
専用のり不要でジグソーパズルを固定する理由

専用のり(パズルのり)とは?メリット・デメリット
専用のりは、パズル完成後に表面へ塗ってピース同士を固定するための接着剤です。
メリット
- 全体がしっかり一体化する
- 表面にツヤが出る製品もある
- 額に入れずそのまま飾れる場合がある
デメリット
- 一度塗ると元に戻しにくい
- 塗りムラが出ることがある
- においが気になることも
- 乾燥まで触れない
専用のりを使いたくない・使えない典型的な理由
- 将来バラしてもう一度遊びたい
- においが苦手
- 子どもと一緒に作ったので強い接着は避けたい
- 失敗がこわい
こうした理由から「できれば別の方法で固定したい」と考える方が増えています。
この記事で得られること/安全に代用品を使うための前提条件
この記事では、のりを使わずに固定できる代用品と、その使い分けを紹介します。
作業前のポイントは次の3つです。
- 平らな場所で作業する
- 完成後すぐに動かさない
- 目立たない場所で試してから本番へ
専用のり以外にも、実は使えるアイテムがたくさんあります。
身近な文房具や写真整理グッズなど、少し視点を変えるだけで代用できるものは意外と多いんです。
ジグソーパズルを美しく固定する代用品5選の全体像

ここでは「固定力」「あとで外せるかどうか」「見た目への影響」という3つの視点から、代表的な方法を整理しました。
まず全体像をつかんでから、自分の目的に合うものを選ぶと失敗が少なくなります。
5つの代用品一覧と比較サマリー(固定力・可逆性・見た目)
| 代用品 | 固定力 | 元に戻せる? | 見た目への影響 |
|---|---|---|---|
| 写真用両面テープ | 中 | 比較的可能 | ほぼ見えない |
| マスキングテープ | 弱 | 可能 | 裏側のみ |
| フォトコーナー | 弱〜中 | 可能 | 表面に影響なし |
| 再剥離スプレーのり | 中 | ある程度可能 | きれいに仕上がる |
| マット・フレーム固定 | 高 | 可能 | 最も美しい |
それぞれ「向いている使い方」が違うのがポイントです。
固定力が強いほど安心感はありますが、そのぶん手軽さや再利用のしやすさは下がる傾向があります。
逆に、やさしく固定する方法は、後から調整しやすい反面、長期展示には工夫が必要です。
代用品選定の基準:耐久性・再剥離性・コスト・仕上がりの美しさ
選ぶときは「どれくらい長く飾るか」「後で外す可能性があるか」を基準に考えましょう。
さらに、次の点もチェックすると選びやすくなります。
- 耐久性:湿気や温度変化にどれくらい強いか
- 再剥離性:はがしたときにピースを傷めにくいか
- コスト:大きなパズルでも無理なく使えるか
- 仕上がり:表から見たときに違和感がないか
「完璧に固定」よりも、「自分の目的にちょうどいい固定」を目指すのがコツです。
保存用と展示用での使い分けポイント
パズルの固定方法は、実は「どんなふうに残したいか」で答えが変わります。
・短期保存 → マスキングテープ・フォトコーナー
→ また遊ぶ予定がある場合や、いったん形を保てればよいときに向いています。
・長期展示 → フレーム固定・写真用両面テープ
→ 飾ることが目的なら、全体をしっかり支える方法のほうが見た目も安定感もアップします。
迷った場合は「あとでバラす可能性があるかどうか」を先に決めると、選択しやすくなります。
代用品1:両面テープ(写真用・低粘着タイプ)

用意するものと推奨するテープの種類
- 写真用両面テープ(低粘着・再剥離タイプ)
- 台紙(厚紙など)
写真用と書かれているものは、紙を傷めにくいように作られているのが特徴です。
文房具用の強力タイプではなく、「貼り直し可」「再剥離」と表示のあるものを選ぶと安心です。
美しく貼る手順(接着面の処理・貼り方のコツ)
1.パズルを裏返す
ピースがずれないよう、下に薄い板やクリアファイルを差し込んでから裏返すと安定します。
2.外周と中央数か所にテープを貼る
全面に貼る必要はなく、ポイントを押さえるだけで十分固定できます。
3.台紙にゆっくり固定
端から少しずつ空気を抜くように貼ると、ゆがみが出にくくなります。
メリット・デメリットと長期保存時の注意点
メリット:目立たず固定でき、仕上がりがすっきりする
デメリット:高温環境では粘着力が弱まることがある
また、湿気が多い場所では台紙が反ることがあるため、なるべく風通しのよい室内で保管するときれいな状態を保ちやすくなります。
はがしたいときの安全な剥がし方と跡の処理
ゆっくりはがし、残った粘着はテープで軽く取ります。
急に引っぱるとピースが折れることがあるので、端から少しずつ進めるのがコツです。
代用品2:マスキングテープ(仮止め・目立ちにくい固定)

どんな場面に向くか(仮組み・子どもと作るとき)
一時的な固定にぴったりです。
完成後すぐに飾らない場合や、「あとで崩してまた遊びたい」というときにも向いています。
特に、作業途中でいったんテーブルを片付けたいときや、子どもと一緒に少しずつ進めている場合に便利です。
強力に固めるわけではないので、「完成形をキープしつつ、やり直しもできる」ちょうどよい状態を作れます。
キレイに使うコツと貼る位置の目安
裏面のつなぎ目をまたぐように貼ります。
細かくたくさん貼るより、長めにカットして数か所をつなぐほうが安定しやすいです。
外周だけでなく、中央部分にもバランスよく貼ると、持ち上げたときのたわみを防ぎやすくなります。
また、テープは一直線に貼るよりも、数か所を橋渡しするイメージで配置すると、少ない本数でも安定感が出ます。
テープ跡を残さない下処理と外し方の注意点
強く押しすぎないことがポイントです。
軽くなじませる程度にすると、はがすときもスムーズです。
はがすときは一気に引っぱらず、テープを折り返すようにゆっくりはがすと、紙表面への負担が減ります。
長期間貼ったままにすると粘着が残りやすくなるため、仮止め用途として使うのがおすすめです。
代用品3:写真用コーナーで角だけ固定

コーナーの種類と選び方(粘着タイプ/差し込みタイプ)
差し込み式は作品に直接のりが触れません。
紙を傷めにくいため、「できるだけパズル本体に負担をかけたくない」という方に向いている方法です。
粘着タイプは手軽さが魅力、差し込みタイプはより保護重視、と考えると選びやすくなります。
角固定の具体手順と仕上がりの見栄え向上テクニック
四隅を均等に固定するとゆがみを防げます。
さらに、先に上側2か所を軽く固定して位置を決めてから下側を入れると、全体のバランスが取りやすくなります。
台紙の中心とパズルの中心を合わせる意識で配置すると、飾ったときの見栄えがより整います。
額装やパネルとの組み合わせと利点
額に入れると見た目がぐっと整います。
フレームが外枠の役割をするため、角固定だけでも十分安定しやすくなります。
また、表面を覆うことでホコリ対策にもなり、長くきれいな状態を保ちやすいのも大きなメリットです。
代用品4:再剥離タイプのスプレーのり(写真用)

使用前の注意点と安全対策(換気・試し貼り)
必ず風通しのよい場所で使いましょう。
スプレータイプは細かい粒子が広がるため、室内で使う場合は窓を開ける・新聞紙を敷くなどの準備をしておくと安心です。
また、いきなり本番に使わず、不要な紙で試し吹きをして噴射の強さを確認すると失敗を防ぎやすくなります。
使い方手順:噴き方・乾燥時間・貼り直し方法
薄く均一に吹きつけるのがコツです。
一度に厚く吹くよりも、少し離れた位置から軽く重ねるようにするとムラが出にくくなります。
吹きつけたあとは、説明にある乾燥時間を目安に少し待ってから貼り合わせると、ベタつきすぎず扱いやすい状態になります。
位置がずれた場合も、再剥離タイプならゆっくりはがして貼り直しがしやすいのが特長です。
耐久性と長期展示でのリスク/代替案
長期展示ならフレーム固定の方が安心です。
スプレーのりは手軽で仕上がりもきれいですが、時間の経過や環境によって粘着力が変化することがあります。
特に湿気が多い場所では影響を受けやすいため、長く飾る予定がある場合は、台紙+フレームなど他の方法と組み合わせると安定しやすくなります。
代用品5:パズルマット・コルクボード・額装フレームでの固定法

ロールマットやコルクボードで全体を支える方法
全体を面で支えられるため安定感があり、反りやたわみを防ぎやすいのが特長です。
軽量なので扱いやすく、作業中の一時置きにも向いています。
額装フレームで美しく・確実に固定する手順
フレームに入れるだけでしっかり固定でき、見た目も整うのがメリットです。
ホコリ対策にもなり、そのまま飾ったり収納したりしやすくなります。
持ち運び・保管に適した固定方法と注意点
立てかけず、平らに保管します。
重い物を上に置かないようにし、湿気の少ない場所を選ぶと状態を保ちやすくなります。
選び方のポイントとシチュエーション別おすすめ

展示用・保存用・子どもと作る場合それぞれの最適解
・展示用:フレーム固定
見た目がきれいで安定感があり、ホコリや反りも防ぎやすい。
・保存用:写真用テープ
再剥離タイプなら後からやり直しでき、作品を傷めにくい。
・子どもと:マスキングテープ
粘着がやさしく安全に扱いやすい。失敗しても修正しやすい。
それぞれ「何を優先したいか」で選ぶのがコツです。
見た目重視ならフレーム、後から分解する可能性があるなら再剥離タイプ、作業の手軽さならマステが向いています。
サイズ・ピース数・素材別の選び方チェックリスト
大きいほど「面で支える方法」を選びましょう。
特に1000ピース以上は点固定だと反りやすいため注意が必要です。
- 小サイズ(〜300ピース):テープ固定でも安定しやすい
- 中サイズ(500〜1000ピース):複数箇所をバランスよく固定
- 大サイズ(1000ピース以上):フレームやボードで全面サポート
- 紙素材:湿気対策も意識する
- 光沢加工:粘着跡が残らない方法を優先
コスト・手軽さ・仕上がりで選ぶおすすめランキング
1位:フレーム固定(総合バランスが高く長期展示向き)
2位:写真用両面テープ(手軽さと仕上がりのバランスが良い)
3位:フォトコーナー(作品を傷めにくく見た目も自然)
迷った場合は「将来はがす可能性があるかどうか」を基準にすると失敗しにくくなります。
まとめ
専用のりがなくても、ジグソーパズルはきれいに固定できます。
目的に合わせて方法を選べば、失敗も防げます。無理のない方法で、大切な作品を素敵に残してくださいね。

