失敗したときや、思うような結果が出なかったときに「ドンマイ!」と声をかけてもらうことがありますよね。
励ましてくれているのはわかっていても、「なんて返せばいいのかな?」「ありがとうだけで大丈夫?」と、返事に迷ってしまうこともあるのではないでしょうか。
「ドンマイ」は、相手の気持ちを軽くしてくれる、やさしい励ましの言葉です。
返すときも、難しく考えすぎる必要はありません。
この記事では、ドンマイと言われたときの自然な返し方を、例文付きで7つご紹介します。
友達との会話や部活、職場など、さまざまな場面で使える返事をまとめました。
ドンマイと言われたとき、どう返すのが自然?
「ドンマイ」の意味と相手が伝えたい気持ち
「ドンマイ」は、英語の「Don’t mind(気にしないで)」がもとになった言葉です。
日本語では、失敗した人や残念な結果になった人に対して、「気にしなくて大丈夫」「次があるよ」「元気を出してね」といった励ましの気持ちを込めて使われます。
たとえば、次のような場面で耳にすることがあります。
「ドンマイ!」と言われたら、相手はあなたを責めるというよりも、落ち込んでいる気持ちを励ましたいと思っていることが多いでしょう。
ただし、言い方や場面によっては、軽く受け流されたように感じることもあります。
相手の表情や声のトーンなども見ながら、無理のない返し方を選ぶとよいですね。
返し方に迷うのは、相手との関係性で正解が変わるから
「ドンマイ」への返事は、誰に言われたかによって自然な表現が少し変わります。
たとえば、親しい友達なら、冗談を交えた返し方や、くだけた言葉がよく合います。
一方で、職場の先輩や目上の人から声をかけられた場合は、「ありがとうございます」と丁寧に返すと、相手への配慮が伝わりますね。
| 相手との関係 | 自然な返し方 |
|---|---|
| 親しい友達 | 「ありがとう!」「次は頑張るよ」 |
| 部活やサークルの仲間 | 「ありがとう!次は成功させよう」 |
| 家族 | 「ありがと、気にしないことにするね」 |
| 職場の同僚 | 「ありがとうございます。次は気をつけます」 |
| 先輩や目上の人 | 「お気遣いありがとうございます」 |
もちろん、相手との距離感や状況によって適した返事は変わります。
大切なのは、相手の励ましを受け止め、自分らしく返すことです。
まずは笑顔と短い言葉で受け止めれば大丈夫
「ドンマイ」と言われたときは、長い返事をしなくても問題ありません。
笑顔で「ありがとう」と伝えるだけでも、相手の気遣いに応えることができます。
落ち込んでいて言葉が出にくいときは、うなずいたり、軽く会釈したりするだけでもよいでしょう。
たとえば、次のような短い返事が使えます。
相手に励ましてもらったからといって、必ず明るく振る舞う必要はありません。
自分の気持ちに合わせて、無理のない言葉を選んでみてくださいね。
【例文あり】ドンマイと言われたときの自然な返し方7選
ここからは、ドンマイと言われたときに使いやすい返し方を7つご紹介します。
友達との気軽な会話から、少し丁寧に返したい場面まで、使い分けの参考にしてください。
「ありがとう」と素直に返す
もっとも簡単で、幅広い場面で使いやすいのが「ありがとう」という返し方です。
短い言葉ですが、感謝の気持ちが伝わる自然な返事です。
例文
「ドンマイ!」
「ありがとう!そう言ってもらえるとうれしいよ」
「今回は残念だったね。ドンマイ!」
「ありがとう。次はもう少し頑張ってみるね」
親しい友達には「ありがと!」とくだけた言い方でもよいでしょう。
職場などで丁寧に返したいときは、「ありがとうございます」とすると自然です。
こんな場面におすすめ
迷ったら、まずは「ありがとう」で大丈夫です。
「次は頑張る」と前向きに返す
失敗や残念な結果を引きずらず、次に向かいたい気持ちを伝えるなら、「次は頑張る」と返すのがおすすめです。
相手の励ましを受け止めながら、前向きな姿勢も伝えられます。
例文
「ドンマイ!次があるよ」
「ありがとう!次は頑張るね」
「今回は惜しかったね」
「うん、次はもっと練習してみるよ」
「頑張る」と言い切るのが少し負担に感じる場合は、「次は頑張ってみるね」や「また挑戦してみるよ」と、やわらかく伝えてもよいでしょう。
こんな場面におすすめ
「助かるよ」と相手の気遣いに応える
相手の励ましがうれしかったときは、「助かるよ」と返すのも自然です。
「ドンマイ」と言ってくれたことで気持ちが楽になったことを伝えられます。
「ありがとう」よりも少し気持ちを込めた返事にしたいときに向いています。
例文
「そんなに気にしなくていいよ。ドンマイ!」
「そう言ってくれると助かるよ。ありがとう」
「大丈夫!次はうまくいくって」
「ありがとう。そう言ってもらえると気持ちが楽になるよ」
親しい友達には「そう言ってくれると助かる!」と明るく返してもよいですね。
こんな場面におすすめ
「本当にドンマイだね」と冗談を交えて返す
親しい友達との会話なら、少し冗談を交えて返す方法もあります。
「本当にドンマイだね!」と自分の失敗を笑いに変えることで、場の雰囲気を明るくできることがあります。
例文
「ドンマイ!今日はついてなかったね」
「本当にドンマイだね、私!次は頑張るよ」
「また負けちゃったね。ドンマイ!」
「今日はドンマイ祭りだね(笑)」
この返し方は、相手との関係性が大切です。
親しい友達や気心の知れた仲間なら笑ってもらえるかもしれませんが、相手が真剣に心配してくれているときや、落ち込みが大きいときには、冗談を控えたほうがよい場合もあります。
こんな場面におすすめ
「気にしてないよ」と安心させる
相手が心配そうに「ドンマイ」と声をかけてくれたときは、「気にしてないよ」と返すのもよいでしょう。
自分は大丈夫だと伝えられるため、相手も安心しやすくなります。
例文
「ごめんね、うまくできなかったね。ドンマイ!」
「気にしてないよ!大丈夫、ありがとう」
「失敗しちゃったけど、ドンマイだよ」
「うん、気にしてないよ。また頑張ればいいしね」
ただし、本当は落ち込んでいるのに、相手を安心させようとして無理に「気にしてない」と言う必要はありません。
そんなときは、「ちょっと残念だけど、励ましてくれてありがとう」と伝えると、自分の気持ちも大切にしながら返事ができます。
こんな場面におすすめ
「次は成功させる」とリベンジを伝える
失敗したことをきっかけに、次の挑戦への意気込みを伝えたいなら、「次は成功させる」と返す方法があります。
「ドンマイ」と励ましてくれた相手に対して、前向きな気持ちを伝えられる返事です。
例文
「ドンマイ!次はうまくいくよ」
「ありがとう!次は絶対に成功させるね」
「今回は残念だったね」
「うん、次は成功させたいな。応援してね!」
「絶対に成功させる」という表現は、強い意気込みを伝えたいときにぴったりです。
ただし、少し力が入りすぎると感じる場合は、「次は成功できるように頑張るね」とやわらかく言い換えてもよいでしょう。
こんな場面におすすめ
「お互い頑張ろう」と励まし返す
相手も同じように頑張っている場合や、一緒に何かに取り組んでいる場合は、「お互い頑張ろう」と返すのもおすすめです。
自分だけでなく相手にもエールを送る言葉なので、仲間意識や親しみを感じてもらいやすくなります。
例文
「ドンマイ!次は頑張ろうね」
「ありがとう!お互い頑張ろう!」
「今回は残念だったけど、まだ次があるよ」
「そうだね。お互い次はうまくいくといいね」
友達や部活の仲間、仕事で同じ目標に向かっている同僚などに使いやすい表現です。
相手が自分を励ましてくれたときに、今度は自分からも相手を応援することで、温かい会話につながります。
こんな場面におすすめ
友達や家族からドンマイと言われたときの返し方
友達や家族から「ドンマイ」と言われたときは、相手との親しさを生かした返し方がおすすめです。
親しい友達には軽い冗談で返しても自然
親しい友達なら、少し笑いを交えた返事もよく合います。
自分の失敗を軽く笑いに変えることで、会話の雰囲気が和らぐこともありますよね。
たとえば、次のような返し方が考えられます。
例文1:自分の失敗を笑いに変える
友達「ドンマイ!今日は残念だったね」
自分「今日の私はドンマイの日だったみたい(笑)」
例文2:次への意気込みを伝える
友達「ドンマイ!次は頑張ろう」
自分「ありがとう!次は本気出すからね(笑)」
例文3:軽くツッコミを入れる
友達「ドンマイ、ドンマイ!」
自分「そんなに連呼しないでよ〜(笑)」
このような返事は、気心の知れた相手との会話に向いています。
ただし、相手が真剣に励ましてくれているときや、自分がまだ落ち込んでいるときは、無理に冗談を言わなくても大丈夫です。
「ありがとう」と素直に返すだけでも、十分に気持ちは伝わりますよ。
家族には「ありがとう、もう大丈夫」と安心感を伝える
家族から「ドンマイ」と言われたときは、励ましてくれたことへの感謝と、心配しなくても大丈夫という気持ちを伝えると自然です。
例文1:心配してくれた家族へ
家族「ドンマイ。そんなに気にしなくていいよ」
自分「ありがとう、もう大丈夫だよ」
例文2:気持ちを切り替えたいとき
家族「残念だったね。でも、ドンマイ!」
自分「ありがと。ちょっと残念だけど、もう気持ちを切り替えるね」
例文3:やさしく励ましてもらったとき
家族「ドンマイ!次はうまくいくよ」
自分「ありがとう。そう言ってもらえるとうれしいよ」
家族には、かしこまった表現を使わなくても問題ありません。
「ありがと」「大丈夫だよ」といった、普段の話し方で返すとよいでしょう。
落ち込んでいるときは無理に明るく返さなくてもよい
失敗した直後や、思っていた結果にならなかったときは、すぐに気持ちを切り替えられないこともありますよね。
そんなときは、無理に笑ったり、前向きな言葉を探したりしなくても大丈夫です。
相手の励ましを受け止めながら、今の気持ちをそのまま伝えてもよいでしょう。
例文1:まだ少し落ち込んでいるとき
「ドンマイ!元気出してね」
「ありがとう。ちょっと落ち込んでるけど、少しずつ切り替えるね」
例文2:今はそっとしておいてほしいとき
「大丈夫?ドンマイだよ」
「心配してくれてありがとう。もう少しだけ落ち着く時間がほしいな」
例文3:励ましがうれしいと伝えたいとき
「ドンマイ!気にしないで」
「ありがとう。今はまだ残念な気持ちだけど、励ましてくれてうれしいよ」
大切なのは、明るく返すことよりも、自分に無理のない返事を選ぶことです。
短く「ありがとう」と伝えるだけでも十分ですし、返事がすぐにできないときは、少し時間を置いてから話してもよいでしょう。
職場や目上の人にドンマイと言われたときの返し方
職場や目上の人から「ドンマイ」と声をかけられたときは、励ましてくれたことへの感謝を丁寧に伝えると安心です。
上司には「ありがとうございます」と丁寧に返す
上司や先輩から「ドンマイ」と励ましてもらったときは、「ありがとうございます」と返すのが自然です。
相手の気遣いに感謝を伝えられるうえ、仕事の場面でも使いやすい表現です。
例文1:仕事でミスをしたとき
上司「今回は残念だったね。ドンマイ!」
自分「ありがとうございます。お気遣いいただき、うれしいです」
例文2:励ましに感謝したいとき
上司「ドンマイ。次はうまくいくよ」
自分「ありがとうございます。励ましていただき、ありがとうございます」
同じ「ありがとうございます」が続くのが気になる場合は、次のように言い換えてもよいでしょう。
「ありがとうございます。次はうまくいくように取り組みます」
例文3:丁寧に気持ちを伝えたいとき
上司「ドンマイ。あまり気にしなくていいよ」
自分「ありがとうございます。お心遣いに感謝いたします」
「お心遣いに感謝いたします」は、やや改まった表現です。
普段の職場であれば、「ありがとうございます。お気遣いいただき、助かります」などでも十分に丁寧です。
同僚には「次は気をつけます」と前向きに返す
同僚から「ドンマイ」と言われたときは、感謝を伝えたうえで、次に向けた気持ちを添えると自然です。
仕事のミスなどについて声をかけてもらった場合は、「次は気をつけます」と返すことで、前向きな姿勢を伝えられます。
例文1:仕事でのミスを励ましてもらったとき
同僚「ドンマイ!誰にでもあることだよ」
自分「ありがとう。次は気をつけるね」
例文2:少し丁寧に返したいとき
同僚「今回は残念だったね。ドンマイ!」
自分「ありがとう。次は同じことがないように気をつけます」
例文3:一緒に取り組んでいる相手へ
同僚「ドンマイ!次はうまくいくよ」
自分「ありがとう。次は成功できるように頑張ろうね」
同僚との距離が近ければ「ありがとう、次は気をつけるよ」とくだけた言い方でもよいでしょう。
ビジネスシーンで避けたい馴れ馴れしい返答
職場で「ドンマイ」と言われたとき、親しい友達に使うような冗談や、くだけすぎた言葉は避けたほうが無難な場合があります。
特に、上司や取引先など、丁寧なやり取りが求められる相手には、感謝を中心とした返答がおすすめです。
避けたほうがよいことがある返し方
- 「そっちもドンマイ!」と相手に軽く言い返す
- 「まあ、いいっすよ」と雑に受け流す
- 「余裕っしょ!」など、くだけすぎた表現を使う
- 「次は絶対成功するから!」と、場に合わないほど大げさに返す
- 相手の励ましを無視して話題を変える
これらは、親しい間柄では冗談として通じることもあります。
しかし、相手との距離感によっては、失礼な印象や軽い印象につながる可能性があります。
「ドンマイ」という言葉自体はくだけた表現ですが、返事は必ずしもくだけた言葉にする必要はありません。
相手に合わせて、丁寧な言葉を選ぶと安心ですね。
LINEやメッセージでドンマイと言われたときの返し方
LINEやメッセージで「ドンマイ!」と送られてきたときは、対面での会話よりも短い返事が使いやすいでしょう。
相手のメッセージの雰囲気に合わせて、文章や絵文字、スタンプなどを選ぶと、自然なやり取りになります。
短文なら「ありがとう!次頑張る」で十分
LINEでは、長い文章を送らなくても、感謝や前向きな気持ちを短く伝えれば十分です。
相手も気軽に励ますつもりでメッセージを送っていることが多いため、無理に丁寧な文章を考える必要はありません。
友達への返信例
友達「ドンマイ!次があるよ😊」
自分「ありがとう!次頑張るね✨」
少し落ち込んでいるとき
友達「ドンマイ!気にしないでね」
自分「ありがとう。ちょっと残念だけど、次は頑張るよ!」
気軽に返したいとき
友達「ドンマイ!」
自分「ありがと〜!また挑戦するね😊」
このように、「ありがとう」「次頑張るね」などの短い言葉でも、相手の気遣いに応えられます。
スタンプや絵文字を使った自然な返し方
LINEでは、文章だけでなく、スタンプや絵文字を使って気持ちを表すこともできます。
特に親しい友達なら、感謝や前向きな気持ちが伝わるスタンプを添えると、気軽で明るいやり取りになります。
返し方の例
| 返し方 | 使い方のイメージ |
|---|---|
| 「ありがとう😊」+笑顔の絵文字 | 素直に感謝を伝える |
| 「次は頑張るね💪」+応援系スタンプ | 前向きな気持ちを伝える |
| 「ありがと〜😂」+笑い系スタンプ | 失敗を軽く笑いに変える |
| 「助かるよ✨」+感謝系スタンプ | 励ましてくれたことを喜ぶ |
| 「また頑張ろうね!」+応援スタンプ | 仲間と一緒に前を向く |
ただし、相手が目上の人の場合は、普段のやり取りで使っている絵文字やスタンプの雰囲気に合わせることが大切です。
丁寧な関係であれば、文章だけで「ありがとうございます」と返すほうが落ち着いた印象になるでしょう。
相手との距離感に合わせた返信例
LINEでの返事は、相手との関係性によって言葉の選び方を変えると、より自然になります。
親しい友達にはくだけた言葉、家族には普段の話し方、職場の人には丁寧な表現を選ぶとよいでしょう。
友達への返信
「ありがと!次は頑張るね😊」
「ドンマイすぎる(笑)また挑戦するよ!」
家族への返信
「ありがと。もう大丈夫だよ!」
「心配してくれてありがとう😊」
同僚への返信
「ありがとう。次は気をつけます!」
「お気遣いありがとう。次はうまくいくように頑張ります」
上司や目上の人への返信
「お気遣いいただき、ありがとうございます」
「ありがとうございます。次回は気をつけたいと思います」
LINEでは、相手の文章の長さや絵文字の使い方に合わせるのもポイントです。
短いメッセージには短く返し、丁寧なメッセージにはそれに見合った返事をすると、やり取りがスムーズになりますね。
ドンマイと言われたときに避けたい返し方
どんな返事をするかは、そのときの気持ちや相手との関係によって変わります。
ここでは、会話がぎこちなくなりやすい返し方と、その理由を紹介します。
「そんな簡単に言わないで」と強く反応する
自分にとっては大きな失敗だったのに、相手から軽く「ドンマイ」と言われると、少し複雑な気持ちになることがあります。
そんなときに「そんな簡単に言わないで!」と強く反応すると、相手は「励ましたかっただけなのに」と戸惑ってしまうかもしれません。
もちろん、つらい気持ちを我慢する必要はありませんが、相手に悪気がなさそうな場合は、少しやわらかい言葉に置き換えると、自分の気持ちも伝えやすくなりますよ。
例文
「ドンマイ!次があるよ」
「ありがとう。でも、今回はちょっと落ち込んでるんだ」
「気にしなくて大丈夫だよ」
「励ましてくれてありがとう。もう少しだけ気持ちを整理したいな」
このように返せば、相手の励ましを受け止めながら、自分の気持ちも伝えられますね。
既読無視や無言で相手を困らせる
LINEなどで「ドンマイ!」とメッセージをもらったとき、すぐに返事をする気分になれないこともあります。
落ち込んでいるときに返信を考えるのが難しいのは、自然なことです。
ただ、相手が心配してくれている場合、既読のまま何も返さないと、「大丈夫かな」「気に障ったかな」と心配させてしまうことがあります。
気持ちに余裕があるなら、短い言葉だけでも返すとよいでしょう。
例文
「ドンマイ!元気出してね」
「ありがとう。少し落ち着いたらまた返信するね」
「今回は残念だったね」
「心配してくれてありがとう。大丈夫だよ」
すぐに返信できない場合は、無理をする必要はありません。
落ち着いてから返すのもよいでしょう。
自分を責め続けて会話を重くする
失敗したときに、「自分は何をやってもダメだな」「また失敗しちゃった」と、自分を責めたくなることもありますよね。
気持ちを誰かに聞いてもらうことは悪いことではありません。
しかし、相手が励ましてくれているのに、自分を責める言葉ばかりを繰り返すと、相手もどのように声をかければよいか迷ってしまうことがあります。
たとえば、次のような返事です。
「ドンマイ!気にしないで」
「でも、私って本当にダメなんだよね。いつも失敗ばかり……」
このようなときは、自分の気持ちを伝えつつ、相手の励ましにも目を向けると、会話が少しやわらかくなります。
例文
「ありがとう。今回は本当に悔しくて、自分でもちょっと落ち込んでるんだ」
「励ましてくれてありがとう。次はもう少しうまくできるようにしたいな」
自分の気持ちを話すことは、相手に負担をかけることとは限りません。
無理に明るく振る舞う必要はありませんが、自分を責め続けるよりも、今の気持ちを素直に伝えるほうが会話しやすくなることがありますよ。
相手の励ましを否定するような返答
「ドンマイ」と言われたときに、「どうせ何を言われても無理」「そんなこと言われても意味ないよ」と返してしまうと、相手の気遣いを否定するように受け取られることがあります。
もちろん、励ましを素直に受け取れないときもあります。
相手の言葉が自分の気持ちに合わない場合は、無理に喜ぶ必要はありません。
ただし、相手の気持ちを否定するのではなく、自分の状態を伝える形にすると、より穏やかなやり取りになります。
例文
「ドンマイ!大丈夫だよ」
「ありがとう。でも、今はまだ気持ちを切り替えられそうにないんだ」
「そんなに気にしなくていいよ」
「気遣ってくれてありがとう。もう少しだけ話を聞いてもらえるとうれしいな」
「ありがとう」と一言添えるだけでも、相手の励ましを受け止める気持ちが伝わりやすくなりますね。
ドンマイと言われても返しにくいときの対処法
「ドンマイ」と言われても、すぐに返事が思いつかなかったり、励まされる気分になれなかったりすることがあります。
そんなときは、無理に明るい返事を考えなくても大丈夫です。
自分の気持ちに合った言葉を選び、必要であれば相手に今の状態を伝えてみましょう。
落ち込みが大きいときは「少し時間をください」と伝える
失敗したことが頭から離れなかったり、気持ちを整理できなかったりするときは、すぐに前向きな返事をするのが難しいものです。
そんなときは、「少し時間をください」と伝えることで、今は気持ちを落ち着けたいという意思を表せます。
例文
「ドンマイ!気にしないでね」
「ありがとう。今は少し落ち込んでいるから、気持ちを整理する時間をもらえるかな」
「大丈夫?話を聞こうか?」
「ありがとう。少し時間をもらえるとうれしいな。落ち着いたら話すね」
親しい相手なら、「ちょっとだけそっとしておいてね」と伝えてもよいでしょう。
相手に返事を急かされていないのであれば、無理に言葉を探す必要はありません。
気持ちが落ち着いてから、改めて話すこともできます。
励まされたくないときは気持ちを正直に伝える
落ち込んでいるときは、励ましの言葉よりも、ただ話を聞いてもらいたいと感じることがあります。
「ドンマイ」と言われても元気が出ない場合は、その気持ちをやわらかく伝えてみましょう。
例文
「ドンマイ!元気出してね」
「ありがとう。今は励ましてもらうより、少し話を聞いてもらえるとうれしいな」
「気にしなくて大丈夫だよ」
「気遣ってくれてありがとう。今はまだ気持ちを切り替えられないんだ」
このように返すと、相手の気遣いを否定せずに、自分が求めていることを伝えられます。
相手も「今はそっとしておいたほうがいいのかな」「話を聞いたほうがいいのかな」と、あなたの気持ちに合わせやすくなるでしょう。
相手の言葉が不快だった場合の伝え方
「ドンマイ」という言葉は励ましの意味で使われることが多い一方で、言い方や場面によっては、軽く扱われたように感じることもあります。
たとえば、自分が真剣に悩んでいるときに、相手が笑いながら「ドンマイ、ドンマイ!」と繰り返すと、つらい気持ちをわかってもらえないと感じるかもしれません。
そんなときは、相手を強く責めるのではなく、「自分はどう感じたのか」を伝えると、気持ちを理解してもらいやすくなります。
例文1:少し傷ついたことを伝える
「ドンマイ!そんなに気にしなくていいよ」
「励ましてくれたのはわかるんだけど、今は少し軽く言われたように感じてしまったんだ」
例文2:笑われたように感じたとき
「ドンマイ、ドンマイ(笑)」
「ごめんね。今回は自分なりに頑張っていたから、笑われると少し悲しいな」
例文3:今は励ましを控えてほしいと伝える
「ドンマイ!次は頑張ればいいよ」
「気遣ってくれてありがとう。でも、今はもう少し静かにしていたいな」
相手に悪気がなかったとしても、自分が不快に感じたことを伝えてはいけないわけではありません。
落ち着いて話せるタイミングを選び、やさしい言葉で気持ちを伝えてみてくださいね。
まとめ
「ドンマイ」と言われたときは、「ありがとう」と素直に返すのが基本ですが、いつでも明るく返事をしなければならないわけではありません。
失敗した直後で落ち込んでいるときや、相手の言葉が自分の気持ちに合わないときは、無理をせず今の状態を伝えても大丈夫です。
返事に迷ったときは、まず「ありがとう」と伝えてみましょう。
そして、そのときの自分の気持ちや相手との関係に合わせて、言葉を少し加えていけば大丈夫ですよ。

